横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

プロのテクニック(レンズ操作編②)<20日目>

昨日の続きで「レンズ」についてもう少し説明します。

 

ピントが合っていないと、このようにボケてしまいます。

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カメラマンはボケないようにピントを合わせます。

なぜピントがボケるのかというと、カメラの構造に関係があります。

 

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 よくわかんないですよね。

僕もうまく説明できません〜

 

要するに、

レンズの中には何枚もガラス板が入っていて、

それらを調整する事でピントが合います。

 

レンズは超精密機械なんです。

だから一本300万もするんですよ〜。(希望小売価格)

 

もう少しレンズをよく見てみましょう。

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なんか数字がいっぱい書いてますね。

これが何かと言うと、「距離」が書いてあるんです。

写真では分かりにくいですが、

左の白字はft(フィート)

右のオレンジ字はm(メートル)です。

0,7だとカメラから0,7m(70cm)先の場所にピントが合っている事になります。

この部分を動かしてピントを合わしています。

このピント操作ができない間は、カメラワークも上手くいきません。

 

僕はカメラを担ぐ時は、基本フォーカスのポジションを1,3mに合わせています。

このポジションにしておくと、操作しやすいんんです。

 

僕が思う上手なカメラマンは、距離の取り方がうまいです。

「間合い」を制するカメラマンがロケを制します。

 

もう一つブログ書いています。

 

「ガッキーのブログ反省会」
 https://yokocamera.hatenablog.com/
良かったらそちらも合わせて読んでくれると嬉しいです。

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御精読ありがとうございました。