昨日は「スタジオカメラマン」と「取材カメラマン」があり、「取材カメラマン」は「中継」と「ENG」に分けることができるという話をしました。
そして「取材カメラマン」も番組によってスタイルが異なります。
「報道」・「スポーツ」・「ドラマ」・「教養」・「情報」・「娯楽」
大体こんな感じです。
かなり雑ですが、それぞれの細かい説明が必要な方はウィキペディアで調べてください。
僕は今まで数多くの番組に関わってきましたが、フリーランスになって約5年間一番多く関わっている仕事が「情報」と「娯楽」です。
飲食店にも色々なジャンルのお店がありますよね?
和食・フレンチ・中華・イタリアン。
和食の中でも、お寿司・うどん・焼き鳥・おでん。
例えると、僕は「大衆食堂」って感じでしょうか。
これからテレビカメラマンになりたいと考えている方は、どのジャンルで仕事をしたいか意識しておくといいかもしれませんね。
テレビカメラマンといってもジャンル・スタイルによって違いがあるんです。
では「職種」で考えるとどうでしょう?
職業検索サイトで調べてみました。
職種一覧には、「営業」・「事務」・「サービス」・「医療」などいくつも種類があります。
その中に「クリエイティブ」があり、「メディア」・「アパレル」・「デザイン」とさらに分けられます。
「メディア」の中にテレビ・映像・放送関連があるので、テレビカメラマンはここに当てはまります。
僕は「クリエイティブ」の仕事をしているんです。
いい響きですね。
では掘り下げます。ネットで「クリエイティブ」を調べました。
確かに・・・カメラマンに必要なスキルだと感じます。
偉人の名前とか出てきて、なんかすごい話になってきました。
では実際のところ僕の仕事は「クリエイティブ」なのか?
とある1日のロケで振り返ります。
①出社
↓
②機材を準備して出発
↓
③制作チームと合流
↓
④移動しながら撮影の打ち合わせ
↓
⑤現場に到着して撮影の準備
↓
⑥撮影スタート
↓
⑦撮影終了、撤収して次の現場に移動
↓
⑤に戻り、何度かこれを繰り返す
↓
⑧制作チームを送り、帰社する
↓
⑨機材を撤収、明日の準備をする
↓
⑩帰宅
いうほどクリエイティブじゃないですね・・・
確かに撮影中はクリエイティブかもしれませんが、「準備」と「撤収」ばかりしている気がきます。
クリエイターかと言われると、違和感というかズレみたいなものを感じます。
この「ズレ」はなんなのかは・・・もう少し勉強します。
とりあえず今日はここまで。
もう一つブログ書いています。
「ガッキーのブログ反省会」
https://yokocamera.hatenablog.com/
良かったらそちらも合わせて読んでくれると嬉しいです。
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yokologue@gmail.com
ご精読ありがとうございました。