テレビ業界は仕事を通じて様々な経験ができます。
毎日取材で日本各地に行き、色んな人と出会います。
海外取材もその魅力の一つです。
ちなみに僕はこの仕事をするまでは日本から出たことがありませんでした。
鎖国をしていた僕が取材で海外に行き、違う国の文化に触れることは「刺激」以外の何者でもありません。
アシスタント時代から数えるとおそらく50回以上は海外ロケに行ってます。
色んな国に行きたかった僕は、恵まれた環境にいたんだと思います。
ラッキーです。
『ラッキー』とは英語で『運が良いこと』を意味します。
しかし運だけで海外ロケに行けるもんなんでしょうか?
そもそも技術会社にテレビ局・制作会社が海外ロケの依頼をして頂かないことには何も始まりません。
仕事をする上で『ご縁』は大切です。いい人間関係を築くといい仕事に恵まれます。
あと『タイミング』です。
「来月に1週間、海外ロケがあるんですけどお願いできますか?」
と聞かれた時、その期間中に外せない別の予定や仕事が入っていたら、残念ですがお断りするしかありません。
『ご縁』があっても『タイミング』が良くないといけません。
『アピール』することも必要です。
「海外ロケに行きたいです!」と公言することがすごく大事だと思います。
アピールすることで先方に自分の存在を意識してもらえるようになります。
しかし言うだけではダメです。それに伴う実力を身につけて、常にデキる状態でいなければなりません。
『スピード』も重要だと思います。
アシスタントの時、先輩カメラマンからアシスタント全員に一斉メールが届きました。
「誰か今度一緒に海外ロケ行ける人〜?」
僕はその時たまたま携帯を見ていたので、すぐにそのメールを確認できました。そして3秒後に、
「はい、行きたいです」
と返信しました。
するとまたすぐに、
「横垣に決まりました〜」
と返事がきました。
先輩カメラマンがその時にどう言う意図があって、こんなメールしたのは覚えていませんが、あの時に後先考えず『スピード』返信したから海外ロケが決まったんだと思います。
『ご縁』を大切して『タイミング』が良くて『アピール』しながら素早く行動(スピード)していたらいっぱい海外ロケに行けました。
これは僕の見解ですが、常にプラス思考で、謙虚に、素直に、空気を読みながら、懸命に行動した結果が『ラッキー』だと考えます。
どうかみなさま、ラッキーな仕事のオファーをお待ち致しております。
もう一つブログ書いています。
「ガッキーのブログ反省会」
https://yokocamera.hatenablog.com/
良かったらそちらも合わせて読んでくれると嬉しいです。
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ご精読ありがとうございました。