いつも心に「ものさし」を<59日目>
被写体との距離感がうまいカメラマンはいい画を撮ります。
僕みたいに段取り・機動性重視のカメラマンはショートズーム*1本でやるから上達しないんです。(*画角が広いレンズ)
人のコミュニケーションにも距離感が大切。
コミュニケーションにもいくつかツールがあります。
「手紙」「メール」「電話」「会話」
あと「Webミーティング」も入れましょう。
余談ですが、コロナウイルスの影響でWeb上での会議やミーティングが話題になっています。
ちょうど先日、『ZOOM』を利用したセミナー中継の撮影をお手伝いさせていただきました。
世間でも色々言われていますが、これからはこんなスタイルがもっと増えるんでしょうね。
ちなみにその時は「進行役1名」「パネラー4名」計5名でのトークです。
以下の手順で話が進んでいきます。
1、「進行」が「パネラー」に話を振る。
2、「パネラー」が答える。
3、その答えを「進行」が受けてまた「パネラー」に返す、もしくは別の「パネラー」に話を振る。
以降、2と3の繰り返しです。
業務の連絡・報告や講演・講義をするにはとても良いと思います。
話をまとめるのが上手なパネラーさん達だったのでスムーズに現場も進行していましたが、どうしても手順を踏んでしまう分、会話のリズムが一定になってしまうんです。
Webミーティングで議論や討論するなら、話し手のテクニックと経験が必要になると思いました。
すいません、話を戻します。
僕の基準でしかありませんが、以上のツールを距離感の遠い順番に並べてみます。
遠い 手紙→メール→Webミーティング→電話→会話 近い
遠いメリット
・気持ちや内容を整理して、多数に伝えることができる。
・「形」として残しやすい。
・相手とのタイミングの調整が容易、もしくは気にしなくて良い。
近いメリット
・相手に直接、熱意が伝わる。
・スピード感、やりとりにテンポがある
(デメリットは基本、以上の逆の考え方なのでここでは割愛します)
相手との距離感が変わるとメリットも変わることがわかります。
内容、用途に合わせてツールを使い分ける必要があることがわかります。
そうとわかっているにもかかわらず、僕は感情が強くなると距離感がわからなくなってしまします。「お節介」ってよく言われるのもそれが原因です。
しかし距離感がわからなくなった時は、人の意見を素直に聞くように心がけています。
すると冷静になり、だんだん距離感がわかるようになります。
また失敗しました。
もっと勉強します。
今日は自分に言い聞かせるための反省ブログでした。
ご精読ありがとうございました。