昨日と今日、youtubeで無観客ライブ配信の仕事をしています。
コロナウイルスの影響で、大阪府では無観客ライブ配信事業の立ち上げ・普及を支援する「大阪府文化芸術活動(無観客ライブ配信)支援事業」を実施しています。
https://www.youtube.com/channel/UCAt-41Sz51_m2ir13pbXvkw
規模にもよりますが、こういうライブ撮影は4、5名のカメラマンを各ポジションに配置して、映像を一か所まとめてスイッチングしていきます。
例えば、4台のカメラで撮影しているということは、単純計算すると4回に1回は自分の映像が入ることになります。今どのカメラがメインで撮っているか、次はどのカメラにいくか、ディレクターの指示をインカムで聞きながらカメラを操作します。曲に合わせて、瞬間的にお互いの動きを把握しながらの撮影は、なかなかシビれるものがあります。
音楽の撮影はすごくテンポが大事になってきます。ディレクターのテンポが悪いとカメラマンの動きが悪くなります。ハッキリ言ってとてもやりにくいですね。指示が上手い人と仕事をするとメチャメチャ楽しいし、すごいなぁって尊敬します。
ライブの撮影でよくディレクターに「エモい感じで撮って下さい!」と言われます。
料理撮影の時なんかは「シズル感を出して下さい!」って言われます。
初めて聞いた時、???ってなりました。
「エモい」とはエモーショナル。感情が動かされた状態のことを意味します。
「シズル感」とはみずみずしいイメージ。ツヤっぽさやジューシー感を表現することを意味します。
大人になるとついつい知ったかをしてしまいます。知らない事は知らないでいいのに、常識が無いって思われるのが恥ずかしいから、つい見栄をはってしまいます。
常識を知らないって事はそんなに恥ずかしい事なのでしょうか?もしそうだとしたら、僕は恥をさらして生きていることになります。
「知らない事を教えてくれてありがとう」って言えばいいのに。
今の時代は色んな常識が変化してます。知らない事を恥ずかしいと思う常識も変化するんでしょうね。
そんなこと考えながら今日もライブ配信しています。今日は2カメ担当です。今からお弁当食べてリハに備えます。
【ちょっと大きい声でヒトリゴト】
新しい常識を知った時、ちょっとだけワクワクする。
ご精読ありがとうございます。