三脚を使いたい。
そう思った瞬間、横からスッと三脚が出てくるとめちゃくちゃ嬉しい。
カメラマンの動きを観察して、撮影のことをよく考えて行動する。
こういうカメラアシスタントと一緒に仕事がしたい。
そうお考えのカメラマンも多いことでしょう。
現場でカメアシに怒鳴っているカメラマンをたまに見かけます。
カメアシの動きが良くなかったのでしょう。
ひどい剣幕で怒っています。
はたから見ていて、あまり気持ちがいいもんではありません。
この場合、動きが良くなかったカメアシが悪いのでしょうか?
答えはノーです。
「こうしてほしい」と、ちゃんとカメアシに伝えられなかったカメラマンが悪いのです。
思っただけでは何も相手に伝わらないのです。
幸い僕たちには言葉というものがあります。
言葉を使ってカメアシにしてほしい仕事を伝えれば良いのです。
自分では気づいていないだけでつい感情が先に立ってしまい、言葉をおろそかにしてしまっているんです。
こんなこと偉そうに書いてすいません。
すべて自分に言い聞かせているだけなんです。
決して僕が現場でカメアシを怒ったわけではありませんが、言葉がおろそかになっていると感じる節がありました。
理解できないカメアシが悪いんじゃなくて、説明できない僕が悪いんです。
そうならないためにも普段からコミュニケーションを大切にしないといけません。
もっと相手の寄り添えるような人間になりたいと本気で思っています。
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ご精読ありがとうございます。