横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

ダメ出しはするより、される方がいい<149日目>

 

 

「なんだそのカメラワークは!」

「アイリスがぶっ飛んでるぞ!」

「ピントが甘いんだよ!」

とあるディレクターにこてんぱんにダメ出しされている夢を見ました。とても恐ろしい夢でした。普段は夢を見てもあんまり覚えている方じゃないんですけど、この夢に限っては目が覚めてからも脳裏に焼き付いて離れません。

 

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 僕も来年40歳、この歳になると現場スタッフの中でも最年長だったりすることがあります。偉そうにしないようには心がけているのですが、自分の事を客観的に見ることはなかなか出来ないもんです。若者から見ればめんどくさい奴と思われているに違いありません。

 年齢と共にダメ出しされることが少なくなってきました。その理由は僕が仕事で失敗しないミスターパーフェクトだからなのか、はたまた周囲に気を使われているだけのポンコツオヤジなのかはわかりませんが、歳を重ねるというのは自分を導いてくれる人が少なくなると言うことなんです。だから大人になればなるほど自分で間違いに気づいて、修正するしかなくなっていくんでしょうね。

 おそらく調子に乗っていたからあんな夢を見たんです。恐ろしい思いをするのは夢の中だけでもう充分ですからね。

 

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 夢の話のついでに将来の夢を書こうと思います。以前このブログで書いたような気もしますがあまり覚えていません。僕の夢は映画をつくることです。だから映像関係の仕事を選びました。『ニューシネマパラダイス』という映画を観たのがキッカケです。

 当時18歳の僕は専門学校に通いながらバイトをしていました。そして近所のレンタルビデオ屋で毎日2〜3本ビデオを借りては映画三昧でした。

 映画は僕が知らない世界を色々教えてくれました。多感な年頃だったので観る映画すべてに影響を受けました。そんな中で出会ったのが先程ご紹介した作品です。

 見終わった後の感想は今でも覚えています。とにかく悔しかったです。僕もいつかこんな映画をつくって知らない誰かに影響を与えたいと思うようになりました。

 

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 そんな夢を今でも密かに持っています。叶うかどうかは別として、その夢を捨てなかったから今こうしてテレビカメラマンをしています。

 夢を実現させる事はとても大切です。しかしそれ以上に夢を持ち続ける事の方が大切なんじゃないかってこの歳になって思うようになりました。志半ばで夢を諦めても、また新しい夢を見つければいいんです。

 夢を語るととても恥ずかしい気持ちになるのはなぜなのでしょう?それを聞いて笑う人なんて誰一人いないはずなのに、なんだか言うのをためらってしまいます。まあ別にわざわざ言うことでもないですからどっちでもいいですね。

 ダラダラと書きましたが、今日のところは夢の中で誉めてくれるディレクターを探すことにします。

 

 

 

ご精読ありがとうございました。

 

 

 

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