横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

人の事故見て、我事故しない<170日目>

 

 

 スタッフがロケ車をぶつけました。前方右下のバンパーをベコリです。停車していた場所の前に、鎖留めのポールが立ってありました。それに気づかず発進してしまったという訳です。いわゆる前方不注意ですね。幸いバンパーが凹んだくらいで済みました。

 車に乗らない人からすると意外かもしれませんが、これくらいの事故は日常茶飯事です。なので車をぶつけましたと報告を受けても、「あ、そうなんや」くらいにしか思えなくなりました。

 僕もロケ車をぶつけたことは何度もあります。一番大きい事故でいうと、後ろのガラスが全面割れました。柱にドーンです。ハンドルを切りながらのバックでした。後方不注意ですね。幸いロケ終わりだったので、その時は割れたガラスにガムテープを張って国道を走って帰りました。

 

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 事故やトラブルには必ず原因があります。こういったぶつかり事故が起きた時、原因を紐解いていくと問題点が見えてきます。

 そのひとつに「心に余裕がない」があります。運転が不慣れで緊張したり、時間に追われて急いだりして視野が狭くなり、冷静に物事が判断できなくなります。

 もう一つが「慢心になっている」です。いわゆる『慣れ』ですね。さっきとは真逆な話になるんですけど、人はある程度の緊張感がないと注意散漫になりパフォーマンスが下がってしまいます。緊張しすぎるのも良くありませんが、しなさすぎるのも考えものというわけです。

 そう考えるとぶつかり事故が起こる要因として、メンタルがかなり重要に関わってきます。毎日同じ心構えで運転できればいいのですが、人間の心ほど不安定なものはありません。極論を言えば、運転をしなければぶつかり事故は絶対に起きませんが、なかなかそういう訳にも行きません。

 

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 僕の経験則なのですが、ぶつかり事故の多くは車が発進した直後か駐停車した時に起こります。ということは、そういう時こそより注意をしていれば、事故を起こす確率が大幅に下がんじゃないでしょうか?

周囲のフォローがあればその確率もグッと下がります。発進する前に車の前後を確認したり、バックするときは誰かに見てもらうのも有効な手段です。このようにポイントさえ理解しておけばそれなりになんとかなるもんです。

 しかし車を運転するということは、常に事故をするリスクが伴うということを運転手は忘れてはいけません。慌てず急がず怠らず、常に最悪の事態を意識しながらトラブルに備えておくことが大切なのではないでしょうか。

 

 

ご精読ありがとうございます。

 

 

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