横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

悩んだらとりあえず寝ます<187日目>

 

 

 最近カメラを持つのも影響が出るくらい、右肩と右肘が痛くて困っていました。でも僕は病院には絶対に行きません。自分の体は自分がよく知っています。これまでも少々の痛みは我慢と気合いで乗り切ってきました。しかし今回はどうやら治りそうもありません。日々のロケで体を酷使しすぎていたのかもしれません。ガタがきてもおかしくない年齢になりました。いよいよ年貢の納めどきかもしれません。そんなバカなことを考えつつも痛みを誤魔化しながら生活をしていたのですが、実は先日あるものを変えただけで体の痛みが無くなりました。

 寝具です。正確に言えばマットレスです。去年の秋ごろ、以前使っていたものよりも高反発のものに変えたのが原因だったみたいです。どんな環境でも寝られるタイプの人間なので、まさかそれが原因だとは思ってもみませんでした。試しに以前のものに戻したところ、朝目覚めた感じか全くと言っていいほど違うんです。

 はっきり言って寝具をなめていました。人生の1/3は睡眠時間って聞いたことがあります。睡眠を制するものは人生を制すと言っても過言ではありません。枕や掛け布団、パジャマを変えるだけでも違いが出るんでしょうね。100%の力で仕事をするためにも、質の良い睡眠を心がけようと思います。

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 仕事をしていると悩みの種は尽きません。体が痛いとか朝が眠たいとか色々ありますが、実は今大きな悩みを抱えています。この4月から専門学校の講師をしてくれないかという話を頂きました。美容師の専門学校じゃないですよ、、エンタメ系の専門学校です。その中にメディアクリエイト科というのがあって、撮影・音響・照明・編集などの映像技術スタッフを目指すTV番組技術コースがあります。その中で撮影機材の扱い方からロケで必要な技術や知識を学生たちに教えほしいとのことでした。

 1コマ90分の授業を1日4コマ、毎週1回学校に行って生徒たちの前に立って授業をするようです。もちろん講師なんかしたことありません。高校の成績はオール3で英語だけ2でした。左利きなのでとにかく字が汚いです。感情が高ぶると気持ちが先走って早口になります。ショートケーキの上に乗っているいちごは、最初でもなく最後でもなく途中で食べるタイプです。そんな僕に果たして講師が務まるのでしょうか。

 もしこの話をお受けするとなると色々問題もあります。一番大きな問題はスケジュール管理です。基本的に仕事が入れば年中無休です。それが早朝だろうが深夜だろうが関係ありません。それが毎週1回の講師をするとなると普段の業務に影響が出ます。1〜2週間の長期出張は間違いなく受けれないでしょうね。あとはお金の問題です。1コマ単位で講師料は頂きます。4コマ授業をしても1日のカメラマン料金よりも少ないです。月4回ロケに行けなくなるのでその分の売り上げが下がる可能性があります。

 そう考えるといつも発注をくれるディレクターや会社にも迷惑をかけることになります。そこまでのリスクを背負ってまで講師をするメリットが果たしてあるのでしょうか。

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 興味がないわけではありません。普段テレビカメラマンをしていて学生たちに技術を伝える機会なんてそう多くはないでしょうし、そういう経験は何ものにもに変え難いものになるでしょう。フリーランスから会社員になったのも、「フリーじゃできない仕事をしてみたい」という想いもありました。さすがに講師は想像していませんでしたが、新たなことに挑戦するという意味ではなかなか面白い話です。

 講師をやるかやらないか。何かいい考えはないもんでしょうか?皆様からのアドバイスお待ちしております。

 

 ご精読ありがとうございました。