みなさんご存知アンパンマン。お腹がすいた人たちに自分の顔を分け与えることで、空腹を満たしてくれるスーパーヒーローです。実際に食べたことはありませんが、さぞかし美味しいことでしょう。
ときどきあんぱんを無性に食べたくなる時があります。その時に一緒に飲みたいのは何がいいですか?ブラックコーヒーとの相性も悪くないのですが、やっぱり牛乳が一番ですかね。
ところで、アンパンマンの顔の中に入っているあんこは、粒あん?こしあん?どちらなんでしょうか。
一般的にはこしあんの方が高級とされています。一度小豆の皮を取り除いてから、砂糖などを入れて練り上げるので、粒あんに比べると手間がかかるからです。
しかしパン工場では、ジャムおじさんとバタコとチーズの2人+1匹で細々とパンを製造しています。おそらくあの町にパン屋さんは1軒だけでしょうから、そこまであんこに手間をかけられないんじゃないでしょうか。
ちなみに僕の好みは、滑らかな舌触りを楽しむこしあんよりも、小豆の食感が少し残った粒あんの方が好みです。

引っ越してはじめての冬です。最寄り駅よりも20分くらい坂を登ったところに家があるので、約2度程寒暖差があるので、朝晩はすごく冷え込みます。暖を取るために暖房機器を使っていたのですが、そのおかげで先月の光熱費が普段の倍以上の金額になりました。なので今月は家の中でもダウンを着込み、部屋を真っ暗にして節電しようと計画しています。幸い、会社に充電式の照明機材はたくさんあるので、あまりにも暗くて困った時はそれで対応できると思います。
そんなある日のことです。傘をさすまでもないくらいの小雨が降る中、家から駅までの降り坂を歩いていると、木に何かがぶら下がってるのを発見しました。
よく見ると透明の袋の中に手袋と一枚のメモが入っています。そのメモには一筆添えてありました。
『おとし物 左手に逢えますように…』
おそらく近所に住む方が落ちている手袋に気づき、拾って木に吊るしたんでしょう。
そのまま道の脇に置いといても構わないのに、少し雨が降ってきたので、手袋が濡れるのが可哀想だと思ったのかも知れません。
一体どんな方が拾ってくれたんでしょうか。手がかりは残されたメモしかありません。筆跡を見てみましょう。
全体的にバランスがとれていて、とても達筆です。その中でも一番特徴的だったのが、『物』と『手』の最後がしっかりとはねています。こういう書き癖がある人のことを、はね強型というみたいです。
はね強型(ハネキョウガタ)
はねの有無は文字の「本来の役割」に影響を及ぼしません。はねがあろうがなかろうが、文字として読めるからです。それだけに、収筆部の書き方には書き手の意識がよく表れます。ものごとの終わりの感覚に通じるのです。はねが強い場合、最後の手前で一息つき、そこから力を溜めてはねるわけですから、その部分に責任感や、最後まであきらめずにやりきる能力を見ることができるのです。強い意志と根性を併せもち、困難な状況を打開することができる人物だといえるでしょう。
こだわりと責任感が強い方なんでしょうね。ちなみに余談ですが、ハネの部分を弧を描くように大胆に書くと、我慢強さに加えて、心が広く、寛大になり、さらに運気上昇するらしいです。
一方、手袋の持ち主はどんな方なんでしょう。
手袋の色はベージュです。落ち着きがって上品な色なので着こなしにも取り入れやすい色です。デザイン的にも中高年向けといったところでしょうか。
近くに神社があるので、もしかすると初詣の帰り道に、右手でスマホを触っている際に、ポケットからすべり落ちたのかもしれません。ベージュ色には「もっとも緊張をゆるめてくれる色」ともされているので、たぶんお正月というのもあいまって、少し気が緩んでいたんでしょう。
早く左手に逢えるといいですね。

ロケで使うカメラにはズームレンズが付いています。フォーカス、ズーム、アイリスを状況に合わせて動かします。カメラを始めた頃は操作がうまくいかず、よくピントがボケていました。その度に師匠や先輩によく指導されたもんです。しかし、最近のカメラにはオートフォーカスという機能が付いています。自動的に被写体のピントを合わしてくれるんです。おかげで操作が簡単になりました。
どこにピントを合わせるかで、表現方法も変わります。あいにくこの作文にはオートフォーカス機能が付いていません。もしピンボケしていたらうまくそちらで調整してください。
今日も世界中のすべてのロケが、楽しいロケになりますように。