横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

ロケが楽しいわけがない<162日目>

 

 

 パソコンで書いていたブログの文章が消えてしまいました。1時間以上書いた文章です。この気持ちわかっていただけますかね?

 ディレクターが編集していて急にパソコンが落ちてしまい、それまで編集したものが水の泡になってしまったという話はよく聞きます。

 そんな感じです。

 消えてしまった儚さと、やり場のない怒りと、時間が無駄になった悲しさで胸がいっぱいです。しかし嘆いていても仕方がありません。せめてこうして話のネタして、消えてしまった言葉達には成仏してもらいます。前向きに考えて気持ちを切り替えましょう。

 

yokocamera.hateblo.jp

 

 昨年末、僕と一緒にロケ行きたい人を募集しました。そして先日それが実現しました。参加者にはロケの楽しさを知ってもらうのが一番の目的です。僕のそばでロケの雰囲気を見学して楽しんでもらえればいいと考えていました。

 

 移動時間も含めるとその日は朝から晩まで一日中ロケでした。僕はカメラを担ぎ、音声マンマイクを振って撮影をしていました。一方で参加者は、ちっちゃなポーチにブロワーとセーム革と予備バッテリーを持ち、たまに三脚を上げ下げするくらいで、僕が撮影している姿をただ横でずっと見ていました。

 やはりこの仕事は体力勝負だとつくづく感じます。一日中集中力を維持するためには心も体もタフじゃないといけません。その日も一生懸命頑張りました。

 その後、撮影は問題なく無事終了。制作チームとも別れて機材の撤収が終われば、その日の業務は全て完了です。参加者は慣れない環境のせいもあってかなり疲れた様子でした。

 その日は報酬を渡して帰って頂き、後日ロケの感想をメールで尋ねました。するとこんな返事が返って来ました。

『貴重な体験をさせていただきありがとうございました。楽しいロケ(重労働)でした。

ロケ感想ですが、自分のことを棚にあげて言わせて頂きますと、何も出来ずただ突っ立っているのはある意味辛いので、もう少し雑用やら何やら押し付けて頂けたら張り合いがあって良かったかなぁと思います。ちょっとだけ疲れましたが、大変勉強になりました。参加して良かったです』

 

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 見ているだけのロケが楽しいわけがありません。人から必要とされることが楽しいんです。一生懸命がんばって結果を出すことが楽しいんです。僕は参加者にこれといった仕事を与えることができませんでした。僕は参加者にロケの楽しさを体験してもらうつもりが、辛さを体験させてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。

 

 今回この試みは失敗に終わりました。しかしそのおかげと言ってはなんですが大きな発見もありました。その発見はまた次回にします。

 「まとめて書けよ!」って思うかもしれませんが、まだそこまで文章を書くのが上手くないんです。ホントすいません。ネタを引っ張っているつもりはないのでそこはご理解頂けると幸いです。

 

 

ご精読ありがとうございました。

 

 

【仕事がしたい日、公開中】

 ロケに行きたくてうずうずしています。なのでロケに行きたい日をLINEのステータスメッセージ、ストーリーやタイムライン上で公開しています。

 この取り組みのおかげで今月の30、31日が仕事で埋まりました。やってて良かった公文式です。

 大好評につき2月も引き続き仕事がしたい日を公開しようと思います。このシステムを真似したい人はどうぞご自由に真似してください。ぶっちゃけ超オススメです。仕事ならなんでもしますので、たくさんのお誘いを心よりお待ちしております