横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

業界の未来が変わる大発見<163日目>

 clubhouseって知ってます?僕はここ数日で知りました。ちまたでは音声版Twitterとも呼ばれているアプリみたいです。

 僕だって業界人の端くれです。流行の最先端は知っておかなければなりません。百聞は一見にしかずなので、さっそくアプリをダウンロードしてアカウント登録しました。文章が全部英語なんでよくわからないのもあるんですが、なんか思ってたの違ってうまく利用できません。

 このアプリをすでにご利用の方も同じような感じになったんじゃないでしょうか。そうなんです、実際このアプリを利用するためにはアカウント登録をしたのち、既存のユーザーからの招待が必要なんです。しかも既存のユーザーは新たに2名までしか招待できないんです。(噂では利用していくと招待できる人数が増えるみたい)なのでアカウント登録したら誰かに招待されるまで利用できません。

 

 製作者の狙いかどうかは知りませんが、招待制にしたところが面白いですね。こういうカラクリをうまく利用するのがヒットの秘訣なのかもしれません。

 おそらくもうすぐテレビの情報番組とかでも「clubhouse」という言葉を目にすることでしょう。あれ、テレビって流行や情報の最先端をいくメディアじゃなかったでしたっけ?

 

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yokocamera.hateblo.jp

 

 カメラマンはカメラを使って光と影と時間を閉じ込める匠。音声はマイクを使って音を創造する匠。そしてカメラアシスタントはカメラマンをアシストをする匠

 

 同じ匠でもカメラアシスタント(以下CA)は少し無理矢理な表現でしたね。

 テレビ業界で働く現場のみなさんはお気づきかと思いますが、ENGロケにおいてカメラアシスタント(以下CA)というポジションは無くなります。っていうか、もう無くなっています。ENGロケの技術スタッフ編成はカメラマン・音声マンの2名体制が基本です。CAがロケに参加できる機会がとても少なくなりました。

 その理由の一つとして機材が便利で良くなりました。カメラやバッテリーの性能が上がり、技術スタッフ一人にかかる負担が減ったことでCAが担っていた作業部分が少なくなったんです。もう一つは予算です。ロケで使える番組制作費が少なくなりました。あの手この手で経費削減をしましたが、それでも出費を削らなくてはなりません。「それじゃあ‥」ということでロケスタッフの人数を減すことになりました。以上の2点がCAをロケに参加しにくくさせた理由なんです。

 

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 もしも、今の技術と経験を持った僕がカメラアシスタント(以下CA)をしたらどうなるのか考えてみました。

 まず朝、最初にすることは今日使う機材のチェックです。どんな機材でちゃんとしようできるのか。問題がなければ機材を積んでロケ車に乗ります。運転は僕です。現場に到着したら、肩掛けポーチに予備のバッテリーを入れて、三脚担いでロケ全体の動きとカメラマンの動きを観察します。ディレクターがGopro(小型カメラ)を使うと言ったなら、その狙いを理解してセッティングします。もう一台カメラと三脚があるなら、ディレクターに確認していくつかインサートも撮っておきます。なんだったらくだらないジョーダンの1つでも言って現場の空気も作ります。無事ロケが終わり、車の運転をして会社に戻り機材を撤収して帰宅します。

 何もできない新人がCAをするより、経験豊富なカメラマンがCAをしたほうがロケ全体の流れがよりスムーズに運びます。でもカメラマンにCAをお願いするのは忍びありません。僕は経験豊富な人がCAした方が絶対いいと思うんですけどね~。

 

 では経験豊富なスタッフにCAをしてもらうためにはどうすればよいのでしょうか?

 

 この疑問がこそが前回のブログ終わりにお伝えしていた『僕の大きな発見』なんです。またまた回りくどい言い回しになってしまいました。

 例えばリンゴを持っています。離すと地面に落ちます。これは万有引力の法則です。それまで誰もリンゴが地面に落ちる理由なんて考えたこともありません。しかしニュートンさんがそれを疑問に思って研究してくれたおかげで我々はその存在を知ることが出来ました。疑問は大きな発見への第一歩なんです。

 先日、ロケ行きたい人を募集して、一緒に行ったことで僕はその疑問に気がつくことが出来ました。0→1に出来たのでこれからは1→100にするために研究をしなくてはなりません。もしよければ僕と一緒にその問題を解決してみませんか?参加者にはリンゴを一個プレゼントします。

 

 

ご精読ありがとうごさいました。

  

 

【仕事がしたい日、公開中】

 ロケに行きたくてうずうずしています。なのでロケに行きたい日をLINEのステータスメッセージ、ストーリーやタイムライン上で公開しています。

 大好評につき2月も引き続き仕事がしたい日を公開しています。1月と比べて2月は仕事をしたくないのであまり日数がすくないかもしれませんが、スケジュールがあうようならご連絡いただけると嬉しいです。

 何度も言いますが、このシステムを真似したい人はどうぞご自由に真似してください。ぶっちゃけ超オススメです。仕事ならなんでもしますので、たくさんのお誘いを心よりお待ちしております。