横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

新しいこと、またはじめました<121日目>

 

 

会社の奥のスペースに編集スペースがあります。

編集ソフトはアドビのプレミアです。

少し前まではファイナルカットが主流でしたが、作業効率の速さを考えるとプレミアを使っている方が多いのではないでしょうか?

 

撮影が中心の会社なのですが、案件によっては制作や編集もやっています。

ぼくはこの度、編集の仕事を少しお手伝いさせていただくことになりました。 

『新しいことをはじめよう』第2弾です。

 

 

古いバージョンのプレミアは以前自分のパソコンで使用していました。

なんとなくの理屈は理解していますが独学だったので、まだまだ知らないことだらけ。

 

編集作業はごくごく簡単なものです。

いらない部分をカットしてつなぎ合わせて、必要な箇所に別のカットをインサートを入れていくだけです。

 

難しいことは何もしていませんが、操作がまだ慣れていないので時間がかかります。

パソコンキーボードのショートカットも少しずつ使いながら覚えていきたいですね。

 

 

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お給料を貰って勉強ができるんです。

これこそが会社員の特権なんです。

もう一度言います、これこそが会社員の特権なんです。

 

新しいことは楽しいな。

知らないことは楽しいな。

 

 

 

ご精読ありがとうございます。

 

心が空っぽの人間ですか?<120日目>

 

 

最近はずーっと一日が終わりなく続いているような感覚になっています。

一日24時間っていうのも、昔の人が決めたルールです。

ただ地球が一回自転しただけのこと。

本来、時間に境目なんてないんです。

 

ブログをはじめる前と比べて、生活のリズムが変わりました。

だいたい朝か晩にブログを書いています。

なので時間がないときは、あまり寝ません。

睡眠というより仮眠に近いです。

もちろん疲れも溜まってきますが、逆にこの疲労も充実感と思えば妙に心地いいんです。

 

 

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忙しくなると気持ちを整理する余裕がなくなってきます。

時間に追われてだんだん心が重たくなってくる。

いわゆる心労ってやつです。

 

心を軽くするために、たくさんの気持ちを捨てなくてはいけません。

その結果、心に何も残らない。

 

 

そうならないためにも毎日ブログを書くことで、気持ちを整理整頓しています。

くれぐれも大切な気持ちは捨てないようにご注意ください。

 

 

 

ご精読ありがとうございます。

 

だから、何が不満なの?<119日目>

 

 

悩みがあるって?

なになに?今の会社に不満がある?

まあ不満くらいあるでしょう。

で、具体的に何が不満なの?

 

 

え?こんなに毎日仕事を頑張っているのに、休みも給料も少ないだって?

あ〜わかるわかる。

ぼくも昔、同じこと言ってたわ。

仕事がきつくても給料を上げてくれたら何とか我慢できる。

そうだよね、給料が一番わかりやすくていい。

会社から評価されないと、何のために仕事しているのかわからなくなちゃうんだよね。

 

 

じゃあ、フリーランスになってみるのはどう?

ぼくもフリーランスをしていたからオススメします。

毎日働いたら収入は今の倍には確実になるし、休みも自分の好きな時、好きな期間だけ休めばいい。

これで君の不満は解消できる。

 

 

え?別に今の会社を辞める気はないって?

むしろ会社を良くしたいだって?

会社の為に仕事を頑張ってるからこそ、不満になっているんだって?

 

 

会社の為に頑張る社員なんかイマドキいない。

君がそこまで真剣に、会社のことを考えているならいい方法がある。

 

 

自分の給料は今の半分にカットして、毎日休まずに働いて売上をあげればいい。そうすれば会社の利益が大幅にアップする。

これで会社は黒字まちがいナシだ!

 

 

え?それはちょっとできないって?

何で?さっき会社の為に頑張るって言ったじゃないか⁉︎

そうすると君の悩みは、会社に所属したまま、今よりも高い給料もらって、休みたいってこと?

 

 

 

それって悩みじゃなくて、君のわがままなんじゃないの?

 

 

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ご精読ありがとうございました。

 

楽な仕事はありません<118日目>

 

 

 もちろん生活をするお金を稼ぐために仕事をしているのですが、お金の為だけかと言われると少し違います。

 カメラマンが自分の天職だとは一切思っていませんが、向いていないとも思っていません。

 なぜなら、仕事が楽しいからです。

 そう思う瞬間がいくつかあります。

 

 かっこいい映像、美しい映像が撮れた時。

 自分の成長を感じた時。

 予想や狙いがその通りになった時。

 この業種でしか味わえない体験ができた時。

 人の期待に応えられた時。

 ロケ発注の電話が鳴り止まない時。

 お互いの気持ちが理解できた時。

 

 パッと思いつくだけ書きましたが、他にもまだありそうです。

 こうゆう瞬間が時々あるから、今までやって来れた気がします。

  

 ぼくのモットーは【楽しく仕事がしたい】です。

 誰だって仕事は楽しいほうがいいですよね?

 

 テレビの仕事って毎日が学園祭みたいなかんじなんです。

 みんなで同じ目標に向かって仕事を成功させる喜びって、何ものにも代えがたいものです。

 

 

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 ご精読ありがとうございます。

 

新しいこと、はじめました<117日目>

 

 

 先週から新しい環境で仕事をしています。

 意気込みすぎて空回りしがちなので、ここは焦らずゆっくりと様子を見ながら、仕事をしていきたいものです。

 機材を準備して、撮影して、撤収するという仕事の流れは基本的に何も変わりません。

 

 でもせっかくだからこれを機に、何か新しい事をはじめてみたくなりました。

 そこで、お世話になった方に感謝の気持ちを伝えることにします。

 

 その日、仕事でご一緒させていただいた方や、お世話になった方に、こちらから一方的に感謝のメールを送らせていただいています。

 そういえば僕からキモいメールが届いているなと思った方はそういうことなんです。

 

 もちろん返信を求めているわけではありませんので気は使わないで下さい。

とは言っても無視するわけにもいきませんよね。

 すいません、あきらめて下さい。



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 人とのコミュニケーションを大切にしたいし、今まで以上にそういう所を意識することで、どういう変化があるのか、この目で確かめてみたいんです。

 

 新しいことをはじめよう、第一弾です。

 まずは言葉から変えたいと思います。

 

 

 

 ご精読ありがとうございました。

 

 

プロカメラマンは技術を教えるプロではない<116日目>

 

 

 先日、学習塾で撮影をしました。

 講師の授業をスマホやパソコンで観るための動画収録です。

 

 この日の授業は物理で、1コマ約1時間の講義が6回行われます。

 先生は教壇の前に立ち、カメラに向かって講義しています。

 僕は先生の板書に合わせて、カメラフォローをしています。

 

 撮影とはいえ、1日6時間の授業を受けるのって学生の時以来です。

 もちろん仕事なので寝ないように、アメちゃんを舐めながらちゃんと授業を聞いています。

 

 

 授業の内容は、ミリカンの光電効果の話からプランク定数を用いてθとかλとか、なんのこっちゃよくわかりません。

 わからないのですが、授業の方向性はなんとなく理解できました。

 別に物理が得意というわけではありません。

 

 この先生がすごいんです。

 

 当たり前ですがこの先生は物理を人に教える事が仕事なんです。

 じゅうぶんに問題を理解した上で、聞く人がわかりやすいように道筋を立ててくれます。

 ポイントをおさえる術を理解されているのでしょう。

 

 おそらくアインシュタインよりも、この先生の方が上手に相対性理論を僕に教えてくれるはずです。

 

 

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 テレビ業界でも若手の育成問題があります。

 若手の技術がなかなか育たないのですが、そりゃそうだと思います。

 教えるのがヘタなんです。

 

 僕の周りにはプロの方がたくさんいらっしゃいます。

 それぞれ素晴らしい才能と技術をお持ちなのですが、残念ながらその技術を教えるプロではありません。

 もちろん僕も教えるのはヘタです。

 

 

 

  プロの教育者に技術を理解してもらって、若手はその人から技術を教わる方がいいのではないでしょうか?

 

 「現場も知らないやつに自分のやってきた仕事を教えられるわけがない」と言いたい気持ちもわかります。

 それなら、あなたがプロの教育者から教育の技術を学べばいいのです。

 

時間は少しかかるかもしれませんが、若手もそれで納得できるし、自分も成長できて一石二鳥なんじゃないのではないかと考えます。

 

 

綺麗事なのかもしれませんね。

教育の技術を教えてくれる授業を受けたいと思います。

 

 

 

ご精読ありがとうございました。

なんでも知ってる大人だと思ったら大間違いだぞ<115日目>

 

 

 「見た目がその人の本当の年齢だ」って誰かが言っているのを聞いた記憶があります。

 その言葉をずっと信じて生きてきました。

 だからというわけではないのですが、来年40歳になるんですけど、それよりは若く見えます。

 

 実際あって話してみると、人によっては35歳くらいに見えるんじゃないでしょうか。

 単純に見た目だけで判断すると、29歳もワンチャンギリOKなんじゃないかと自負しています。

 

 ちなみに精神年齢は15歳くらいでしょうか。

 誰にもしばられたくありません。

 本気になったらいつだって盗んだバイクで走り出せます。

 

 

 

 冗談はよしこさん。

 自分ではまったく気がつかなかったのですが、僕はいいおじさんになっていたんですね。

 そういえば最近、白髪が目立つようになってきた気がします。

 どこからともなく、変な臭いもします。 

 

 人間は生まれた瞬間から老化しているんです。

 この体が錆びつかないように、もう少しメンテナンスをしてあげた方がいいのかもしれません。

 

 

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 かれこれ20年近く業界で働いています。

 僕は21歳でこの業界に入ったので、その当時40歳の先輩カメラマンを思い出してみると、かなりおっさ・・大人の風格がありました。

 すべてにおいて余裕があり、威厳があるんです。

 いっぱい怒られもしましたが、いっぱい奢ってもらいました。

 

 見た目は置いておいて、自分もその歳になろうとしています。

 あと一年たらずで当時あこがれた、大人の風格を感じさせる人間になれる気がしません。

っていうか、一生なれる気がしません。

 やばみです。

 やばたにえんです。

 

 

 でも焦っても仕方ありません。

 そもそも大人の風格とは、自分ではなく相手が感じるとるものです。

 大人に対して若者がどう感じるかという問題なんです。

 

 もしかすると当時、大人の風格をまとっていた先輩達も実はそこまで胸を張って生きていなかったのかもしれません。

 僕が子供すぎたばっかりに過大評価していた可能性もあります。

 

 逆に若者から見て、今の僕はすでに大人の風格をまとっているように見えているのかもしれません。

 そう思ってもらえているならとてもラッキーである。

うれしみです。

 

 

紳士でいいかげん。

真面目でテキトー。

見た目は子供で頭脳は大人。

そんな人間に憧れているんです。

 

 

 

ご精読ありがとうございました。