横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

つくる責任つかう責任<168日目>

 

 

 朝食はパン派かご飯派、どちらかと聞かれたらパン派と答えます。もちろん炊きたてのご飯にお味噌汁や焼き魚、卵焼きといった朝食も好きなのですが、今までの朝食人生を振り返ってみると7:3の割合でパンを食べています。

 

 とても美味しいと評判のパン屋さんがあります。自宅からは少し離れているのですが、近くに立ち寄ったついでに買いに行きました。決してお世辞にも広いとは言えない店舗なのですが、パンの種類は豊富でどれも美味しそうです。パンを選んでいるとレジの横に貼り紙がありました。

 このお店では「もったいないBOX」という、フードロスを最小限にする取り組みをされているみたいなんです。

 

f:id:yokocamera:20210224131958j:image

 

 売れ残ってしまったパンはその日に廃棄処分されてしまいます。以前に僕の兄もパン屋さんをしていたので、その光景を実際に見たことがありました。愛情を込めて作ったパンをあっさり捨てている姿を見て、もったいないと思いましたし、寂しい気持ちにもなりました。

 なのでこの取り組みにとてもシンパシーを感じた僕は「もったいないBOX」を注文することにしました。状況によっては発送するまで数週間かかることもあるそうなのですが、いつ届くかわからないワクワク感がかえって良かったりもします。

 

  そして数日後、うちに宅急便が届きました。中を開けて見ると冷凍されたパンでいっぱいです。バケットにベーグル、惣菜パンや菓子パンなど全部で20個くらいは入っていました。

 ちなみにパンって冷凍すれば結構日持ちするんです。食パンも冷凍のままオーブントースターに入れて、4〜5分焼くだけでこんがり仕上がります。

 色んな種類のパンがいただけるのも嬉しいのですが、この「もったいないBOX」の魅力はお得感です。4000円相当のパンを3000円で購入できるんです。しかもなんと送料込み!

 明日の朝はどのパンから食べましょうか。楽しみで仕方ありません。どうやら僕の朝食人生はパン一色になりそうです。

 

crea.bunshun.jp

 

 ここのパン屋さんではありませんが、僕たちカメラマンも心を込めて撮影しています。しかし残念ながらオンエアーでは使われていないカットがいくつもあります。尺の問題なのか、演出にハマらなかったのか、はたまたカメラマンが下手すぎるのか、いずれにせよ何かしらのちゃんとした理由がそこにはあります。

 ディレクターをされている方に質問なのですが、オンエアーで使わなかった映像データをパソコン上で消去する時、もったいないなあって思ったことはありますか?

 「映像ロス」と「フードロス」では少し意味合いが違ってきますが、僕にしてみれば「捨てる=もったいない」という気持ちにどうしてもなってしまうんです。

 

f:id:yokocamera:20210224215528j:image

 

 例えば未公開の映像だけを集めて一本の作品を作る。映像ロスの少ないテレビ番組があってもいいんじゃないでしょうか。もちろんそこに需要がないと成立はしないでしょうけど。

 できるだけ色々な無駄を省いて、スポンサー、取材先、制作スタッフ、技術スタッフ、視聴者、関わってくれたすべての人達がWIN-WIN-WIN-WIN-WINになれる番組作りができれば、テレビの未来も少しは明るくなるのかもしれません。

 

 

ご精読ありがとうございました。

 

 

【仕事がしたい日、絶賛公開中】

 ロケに行きたくてうずうずしています。なのでロケに行きたい日をLINEのステータスメッセージ、ストーリーやタイムライン上で公開しています。

 3月から忙しくなる予感がしてきました。しかし忙しい事と仕事がしたい気持ちは別です。みなさんの力で僕の欲望を満たして下さい。

 何度も言いますが、このシステムを真似したい人はどうぞご自由に真似してください。ぶっちゃけ超オススメです。仕事ならなんでもしますのでたくさんのお誘いを心よりお待ちいたしております。

 

 

あの名機は今も現役で頑張っています。<167日目>

 

 

 あまり物欲がないのですが、珍しく欲しいスニーカーがあります。その名もNIKE SB DUNK LOW PRO "VX1000 CAMCORDER"です。

 名前を聞いて、おや?っと思った方もいらっしゃるんじゃないのでしょうか。そうなんです。これはSONYのデジタルビデオカメラ・DCR-VX1000からインスパイアされたスニーカーなんです。

 

 VX1000といえば高画質3CCDを採用した、デジタルビデオカメラレコーダーの第1号機で、1995年の発売当時は業界屈指の性能と機能を誇り、その高画質と軽さはテレビ業界にも大きな影響を及ぼしました。しかし何故ビデオカメラがスニーカーのデザインになったのでしょうか?

 

f:id:yokocamera:20210219053409j:plain

 

 NIKE SB(ナイキ エスビー)とは、「NIKE SKATE BOARD」(ナイキスケートボード)の略称で、NIKEが展開しているスケートボードブランドです。

 東京オリンピックの新競技として採用されたスケボーですが、実は他のスポーツと比べて映像文化が遥かに進んでいます。スケボーに乗って撮影する人の事を「フィルマー」と呼び、今でもフィルマー達の間で愛用されているカメラがこのVX1000なんです。

  スケボーの魅力を映像で伝えるために一番大切なのはスピード感と迫力です。それを表現する為には、ローアングルでワイド感のある撮り方をしなければなりません。VX1000には当時にしては珍しくグリップがありました。これのおかげで片手でカメラを持つことができ、ローアングルをかんたんに表現できるようになったんです。

 もう一つはカメラに魚眼レンズを装着してワイド感を表現できるようになりました。スケーターをより近くで撮影することでスピード感と迫力が生まれます。

 

 しかしこれだけの理由だと新しいカメラでも表現ができそうですよね。なんだったらOSMOやGOPROの方が小型で画質もキレイです。それでもこの令和の時代にVX1000でなきゃいけない理由があるんです。

 それは画質の粗さです。VX1000の記録方式はSD、アスペクト比は4:3なので、今の液晶テレビで見ると両端が黒くなり画質は粗く映ります。スケーターやフィルマー達にとってこの独特の映像の粗さが人気なんです。アンダーグラウンド感が出てカッコいいんでしょうね。

 もうひとつは音にあります。内蔵型のカメラマイクなのですが、とても性能がいいんです。ボードの転がるゴロゴロ音やオーリー(ジャンプ)したあとの着地音も、フィルマーにとっては大事な要素なんです。

 

f:id:yokocamera:20210219053212j:plain

 

 今回、ひょんなことからこのスニーカーの存在を知ることになりました。使わなくなった機材も考え方や受け取り方、使い方ひとつで見える世界が変わります。

 テレビ業界ではもうお目にかかることはありませんが、VX1000は20年以上経った今でもスケボー界で愛されつづけています。スケボー文化の発展に欠かせない存在であるVX1000に対して、リスペクトをしたNIKEがこの度スニーカーを開発しました。 

 ヨーロッパのスケーターショップで本日2/20から販売していますが、日本国内ではまだ販売予定日が決まっていません。

 もし僕がこの靴を履いている所を見かけたら、それはスケボーじゃ無くてカメラの方に興味があって買ったんだと思ってください。笑いもスケボーもスベるつもりはありません。

 

 

ご精読ありがとうございました。

 

youtu.be

 

 

【仕事がしたい日、絶賛公開中】

 ロケに行きたくてうずうずしています。なのでロケに行きたい日をLINEのステータスメッセージ、ストーリーやタイムライン上で公開しています。

 大好評につき3月も公開します。大阪の緊急事態宣言ももうすぐ解除になるかもしれません。1日でも早くこの混乱が落ち着くのを祈るばかりです。

 何度も言いますが、このシステムを真似したい人はどうぞご自由に真似してください。ぶっちゃけ超オススメです。仕事ならなんでもしますのでたくさんのお誘いを心よりお待ちいたしております。

愛情の反対は憎しみではなく無関心です。<166日目>

 

 

 バレンタインにチョコを頂きました。気になるお相手は公の場なので誰とは言えませんが、若い女性とだけは言っておきます。

 近年、僕のイベントランキングでバレンタインはかなり順位を落としているように感じます。そもそもバレンタインって何なんでしょうか?

 

 Gakipediaによると、ローマ帝国の時代にクラウディウス2世さんが若い兵士達の結婚を禁止しました。それを憐れんだキリスト教の司祭ウァレンティヌス(バレンタイン)は極秘で結婚式を行なっていました。しかしそれが帝国にバレてしまい、2月14日あえなく処刑されました。キリスト教徒にとってこの日は祭日になり、恋人達の日になったそうです。*諸説あり

 

 好きな人にチョコを渡す文化は日本独自のもので、チョコレート業界が仕掛けたキャンペーンが始まりだと言うのはよく聞く話です。いずれにせよ甘いものは大好きなので、義理でもなんでもチョコレートをもらえるわけですから、ウァレンティヌス司祭の勇気ある行動に感謝します。

 チョコを頂いたからにはホワイトデーにお返ししないといけません。どなたかオススメなどあれば是非教えて下さい。

 

f:id:yokocamera:20210215205923j:image

 

 僕の悩みを聞いてください。仕事でどうしても合わない人がいるんです。誤解のないようにお伝えしますが、僕はその相手が嫌いではありません。ただ単純に合わないんです。おそらく向こうもそう思っているに違いありません。

 僕は人に合わせるのが得意です。相手の動きを見て、相手の思考を探り、相手が望む事を提供できる自信があります。なのにどういうわけか、その人が相手になると上手くいかないんです。うまく理解できないと言ったら相手に対して失礼になるかもしれませんが、自分ならこうするかもっていう予想をことごとく裏切ってきます。

 

 40年間生きてきてここまで手強い相手は、今まで出会ったことがありません。具体的に何が合わないのかというと、言葉のセンスが合いません。他には仕事に対する考え方であったり、人に対する接し方などがあります。おそらく僕と相手の価値観のベクトルが違うんです。人の数だけ色々な価値観があるのは当然ですし、答えなんてどこにもありません。

 

 そこまで合わないのならこれ以上関わる必要はないんじゃないかとも考えました。もちろんその考え方も一つだと思います。しかしそれじゃあ何の解決にもなっていません。ということで、合わない人とどう向き合うか?これが僕のお悩みです。

 

 まず僕は相手と今後どう向き合いたいか考えました。素直な気持ちで言います。僕はお互いがリスペクトできる関係を築きたいです。合わない話ばかり言っていますが、相手の良いところも沢山あるんです。だからこそ上手く合わせられないのが歯痒いんです。色々あの手この手を考えてはいるんですけど、未熟者の僕には良い方法が見つかりません。

 

f:id:yokocamera:20210216092043j:image

 

『愛情の反対は憎しみではなく無関心です。』

マザー・テレサの有名な言葉です。人間関係もそうですが、何事においても知らんぷりをするのではなく、上手に関われる人になりたいものです。僕に限ってはくれぐれもおせっかいになりすぎないように注意は必要かもしれませんね。

 

 

ご精読ありがとうございました。

 

 

【仕事がしたい日、公開中】

 ロケに行きたくてうずうずしています。なのでロケに行きたい日をLINEのステータスメッセージ、ストーリーやタイムライン上で公開しています。

 このシステムのおかげで月に2、3日は仕事が増えたような気がしています。もう少し浸透するまで続けてみます。

 何度も言いますが、このシステムを真似したい人はどうぞご自由に真似してください。ぶっちゃけ超オススメです。仕事ならなんでもしますので、たくさんのお誘いを心よりお待ちしております。

 

いつまでもあると思うな親と金と若さ。<165日目>

 

 

 先日ついに40歳になりました。『アラフォー』という言葉の影響なのかもしれませんが、38歳くらいからすでに40代の気持ちだったので、こうして文字で見てみるとようやく40歳になったんだなぁという実感が湧いてきます。

  お祝いメールも頂きました。プレゼントも頂きました。いくつになっても頂くというのは嬉しいもんですね。年内いっぱいはいつでも頂きますので、皆様くれぐれも遠慮はいりませんよ。

 

f:id:yokocamera:20210215054520p:image

 

 この2週間はなかなかハードワークでした。毎朝早いとリズムが狂って体調が悪くなります。食生活が乱れて胃腸に負担がかかり、それが原因でお肌も荒れてきます。

 休みを取ったとしても次の日がまた早朝集合だと、ちゃんと休んだ感じになりません。

 ブログを更新出来なかったのも仕事に追われていたのが一番の原因です。メールのやりとりや打ち合わせ、各所への報告をしているとあっという間に時間が経ちます。ブログを書く時間なんかこれっぽっちもありません。

 

 と、まあ散々愚痴といいわけをしていますが、これには原因があるんです。それは老化です。2、3年前からうすうす感じてはいました。体が硬くなったり、心臓がバクバクしたり、お茶を飲んで誤嚥を起こしたり、確実に今まで気にしたことの無かった症状増えました。愚痴っぽくなるのも同じ原因なのでしょう。40歳を迎えて改めてそれを痛感しています。

 

f:id:yokocamera:20210215061304j:image

 

 サッカーのピークはだいたい28歳前後らしいです。30代になるとスピードや運動量など身体能力が落ちてしまいます。それで言うとテレビカメラマンは38歳前後がピークで、40代になるとカメラワークや集中力などが低下していきます。何の根拠もないので知らんけど。。。

 

 最近若いスタッフと一緒に仕事をすることが多いのですが、現場の動きを見ていると運動量が全然違うんです。経験が少ないぶん無駄な動きが多いという見方もできますが、それ以上に一生懸命よく動いてくれます。この一生懸命になれるのは若者の最大の武器だと言っても過言ではありません。

 そして何より僕と若いスタッフとの間で圧倒的に違うのが回復力です。この一週間ずっと一緒にロケをしていた若者に「疲れてない?」と尋ねると、「眠いですね」とは言うものの案外ケロってしています。僕はこんなにヘロヘロなのに。。

 若いから帰って寝たらそこそこ回復するんです。僕が一日休んで半分しか回復しないのに対して、若者は全回復します。毎日ロケが続くと如実にその差が表れてきます。

 もちろんトレーニングをして、体力のベースを上げるのも良いとは思いますが、ジムに行ったり走ったりする時間が無いのが現状です。そもそもそんなに走るのが好きじゃありません。

 だとすると僕に出来ることといえば、疲れにくい、回復しやすい体作りを心掛けることが重要なんじゃないでしょうか。しっかり栄養のあるものを頂いて、きっちり睡眠を取ることから始めていきたいと思います。

 

f:id:yokocamera:20210215061331j:image

 

 自分でも年寄りじみたことを書いているように思います。でもこういうのって自分はまだ大丈夫って思っている人ほど実は一番危ないのかもしれません。

 40歳になりました。今まで通りのやり方では通用しなくなる瞬間が訪れるに違いありません。老化を不安と捉えずに、変化だと思って自分と向き合いながら、40代をより一層楽しんで生きたいものです。

 

 

ご精読ありがとうございました。

 

 

【仕事がしたい日、公開中】

 ロケに行きたくてうずうずしています。なのでロケに行きたい日をLINEのステータスメッセージ、ストーリーやタイムライン上で公開しています。

 大好評につき2月も引き続き仕事がしたい日を公開しています。一月は行く、二月は逃げる、三月は去ると言われているように、あっという間に時間が過ぎていきます。何もしないで過ごすのでは無く、一日でも多く仕事をしたいもんですね。

 何度も言いますが、このシステムを真似したい人はどうぞご自由に真似してください。ぶっちゃけ超オススメです。仕事ならなんでもしますので、たくさんのお誘いを心よりお待ちしております。

 

一生懸命はおもしろい<164日目>

 

 

 仕事の時は帽子をかぶっています。キャップやハットやニット帽、その日の気分やロケに応じて使い分けています。逆に内勤や休みの時は帽子はかぶりません。そうすることでオンとオフを切り替えているんです。

 帽子をかぶり始めましたのは、カメラマンになって数年経ってからだと思います。何年もかぶり続けていると帽子のイメージが定着してしまいました。今では帽子をかぶっていないと僕だと気づかないみたいです。

 

 五感で得られる情報の約80%〜90%は視覚からだと言われています。相手を認識する手がかりとして外見はとても重要です。最近はみんなマスクをしているので判断材料が限られて、目か髪型かファッションのいずれかになります。それでいうと僕の判断材料は帽子になってしまいます。

 初めは寝癖を隠す為にかぶっていた帽子ですが今ではその役割を越えて、個人の人生に大きく影響を与えるまでに成長しました。僕の存在が帽子に乗っ取られる日が来るのは時間の問題かも知れません。

 

f:id:yokocamera:20210203054444j:image

 

 撮影現場でカメラマンがアシスタントに怒っている姿を目にすることがあります。その光景を見ると中川家のネタを思い出します。

 『ロケのカメラとAD』です。

 テレビ業界あるあるネタの最高峰なんじゃないでしょうか。あれを見て笑わないカメラマンはこの世に存在しないと言っても過言ではありません。しかし何故あんなにおもしろいのでしょうか?箸上げのくだりなんかは実際の撮影現場をそのまま再現しているだけです。YouTubeで2分の動画があったので観てみましょう。

 

www.youtube.com

 

 カメラマンは白をとります。ホワイトバランスを調整する為には何か白いモノが必要なんです。なのでアシスタントは常に白い紙をポケットに入れています。「ヨンパチ」と言っていますが、これは色温度が4800Kだったことを意味しています。一般的に昼白色と言われている光の色味です。

 アシスタントは機材の扱いに慣れていないので三脚をセットするのも一苦労です。カメラマンはそこをさりげなくフォローしています。

 ラーメンに照明を当て美味しそうに撮影します。準備に手間取ったり、料理を出すタイミングを間違えると、冷めて湯気が出なくなるのでもう一杯作り直してもらいます。

 箸上げはカメラマンとアシスタントの息がピッタリ合わないとうまくいきません。モニターでカメラのサイズを意識しながら、ゆっくり気ちを込めてお箸を上げています。

 動きが決まったら本番です。スチールと違ってビデオは音声も一緒に収録しています。カメラが回り始めると現場も緊張感に包まれます。ちなみにインサート撮影の場合は音はあまり使わないので気にしなくで大丈夫です。

 あと最後にアシスタントは常にバッテリーを持っておきましょう。

 

 カメラマンは真剣に撮影をしています。アシスタントも必死で頑張っています。本人達は誰かを笑かそうなんてつもり毛頭ありません。

 このラーメン一杯をどうすれば美味しそうに撮れるか真剣に考えています。一生懸命だからこそ感情が動きます。その心が動く瞬間がおもしろいんです。

 しかしはたから見ているといい歳した大人達がラーメンに向かって、ああでもないこうでもないと言っている様が滑稽に見えます。中川家はロケ中の真剣な技術スタッフを見ておもしろいと感じたからこのネタを作ったのでしょう。

 

f:id:yokocamera:20210207091419j:image

 

 僕の大好きなチャップリンがこんな言葉を残してくれました。

人生は近くで見ると悲劇だが、
遠くから見れば喜劇である。

 ここ数日は一生懸命に生きていました。しかしどうやら僕は真面目すぎるみたいなんです。真剣になるとあんまりうまくいきません。

 せっかくなので今後は僕の喜劇をブログやSNSで発信したいと考えています。みなさんに少しでもおもしろがって頂けると幸いです。

 

 

ご精読ありがとうございます。

 

 

【仕事がしたい日、公開中】

 ロケに行きたくてうずうずしています。なのでロケに行きたい日をLINEのステータスメッセージ、ストーリーやタイムライン上で公開しています。

 大好評につき2月も引き続き仕事がしたい日を公開しています。周囲からも色んな意見を頂いています。一ヶ月続けていると少しずつ浸透してきたように思います。

 何度も言いますが、このシステムを真似したい人はどうぞご自由に真似してください。ぶっちゃけ超オススメです。仕事ならなんでもしますので、たくさんのお誘いを心よりお待ちしております。

業界の未来が変わる大発見<163日目>

 clubhouseって知ってます?僕はここ数日で知りました。ちまたでは音声版Twitterとも呼ばれているアプリみたいです。

 僕だって業界人の端くれです。流行の最先端は知っておかなければなりません。百聞は一見にしかずなので、さっそくアプリをダウンロードしてアカウント登録しました。文章が全部英語なんでよくわからないのもあるんですが、なんか思ってたの違ってうまく利用できません。

 このアプリをすでにご利用の方も同じような感じになったんじゃないでしょうか。そうなんです、実際このアプリを利用するためにはアカウント登録をしたのち、既存のユーザーからの招待が必要なんです。しかも既存のユーザーは新たに2名までしか招待できないんです。(噂では利用していくと招待できる人数が増えるみたい)なのでアカウント登録したら誰かに招待されるまで利用できません。

 

 製作者の狙いかどうかは知りませんが、招待制にしたところが面白いですね。こういうカラクリをうまく利用するのがヒットの秘訣なのかもしれません。

 おそらくもうすぐテレビの情報番組とかでも「clubhouse」という言葉を目にすることでしょう。あれ、テレビって流行や情報の最先端をいくメディアじゃなかったでしたっけ?

 

f:id:yokocamera:20210129092124j:image

 

yokocamera.hateblo.jp

 

 カメラマンはカメラを使って光と影と時間を閉じ込める匠。音声はマイクを使って音を創造する匠。そしてカメラアシスタントはカメラマンをアシストをする匠

 

 同じ匠でもカメラアシスタント(以下CA)は少し無理矢理な表現でしたね。

 テレビ業界で働く現場のみなさんはお気づきかと思いますが、ENGロケにおいてカメラアシスタント(以下CA)というポジションは無くなります。っていうか、もう無くなっています。ENGロケの技術スタッフ編成はカメラマン・音声マンの2名体制が基本です。CAがロケに参加できる機会がとても少なくなりました。

 その理由の一つとして機材が便利で良くなりました。カメラやバッテリーの性能が上がり、技術スタッフ一人にかかる負担が減ったことでCAが担っていた作業部分が少なくなったんです。もう一つは予算です。ロケで使える番組制作費が少なくなりました。あの手この手で経費削減をしましたが、それでも出費を削らなくてはなりません。「それじゃあ‥」ということでロケスタッフの人数を減すことになりました。以上の2点がCAをロケに参加しにくくさせた理由なんです。

 

f:id:yokocamera:20210131062503j:image

 

 もしも、今の技術と経験を持った僕がカメラアシスタント(以下CA)をしたらどうなるのか考えてみました。

 まず朝、最初にすることは今日使う機材のチェックです。どんな機材でちゃんとしようできるのか。問題がなければ機材を積んでロケ車に乗ります。運転は僕です。現場に到着したら、肩掛けポーチに予備のバッテリーを入れて、三脚担いでロケ全体の動きとカメラマンの動きを観察します。ディレクターがGopro(小型カメラ)を使うと言ったなら、その狙いを理解してセッティングします。もう一台カメラと三脚があるなら、ディレクターに確認していくつかインサートも撮っておきます。なんだったらくだらないジョーダンの1つでも言って現場の空気も作ります。無事ロケが終わり、車の運転をして会社に戻り機材を撤収して帰宅します。

 何もできない新人がCAをするより、経験豊富なカメラマンがCAをしたほうがロケ全体の流れがよりスムーズに運びます。でもカメラマンにCAをお願いするのは忍びありません。僕は経験豊富な人がCAした方が絶対いいと思うんですけどね~。

 

 では経験豊富なスタッフにCAをしてもらうためにはどうすればよいのでしょうか?

 

 この疑問がこそが前回のブログ終わりにお伝えしていた『僕の大きな発見』なんです。またまた回りくどい言い回しになってしまいました。

 例えばリンゴを持っています。離すと地面に落ちます。これは万有引力の法則です。それまで誰もリンゴが地面に落ちる理由なんて考えたこともありません。しかしニュートンさんがそれを疑問に思って研究してくれたおかげで我々はその存在を知ることが出来ました。疑問は大きな発見への第一歩なんです。

 先日、ロケ行きたい人を募集して、一緒に行ったことで僕はその疑問に気がつくことが出来ました。0→1に出来たのでこれからは1→100にするために研究をしなくてはなりません。もしよければ僕と一緒にその問題を解決してみませんか?参加者にはリンゴを一個プレゼントします。

 

 

ご精読ありがとうごさいました。

  

 

【仕事がしたい日、公開中】

 ロケに行きたくてうずうずしています。なのでロケに行きたい日をLINEのステータスメッセージ、ストーリーやタイムライン上で公開しています。

 大好評につき2月も引き続き仕事がしたい日を公開しています。1月と比べて2月は仕事をしたくないのであまり日数がすくないかもしれませんが、スケジュールがあうようならご連絡いただけると嬉しいです。

 何度も言いますが、このシステムを真似したい人はどうぞご自由に真似してください。ぶっちゃけ超オススメです。仕事ならなんでもしますので、たくさんのお誘いを心よりお待ちしております。

 

 

 

ロケが楽しいわけがない<162日目>

 

 

 パソコンで書いていたブログの文章が消えてしまいました。1時間以上書いた文章です。この気持ちわかっていただけますかね?

 ディレクターが編集していて急にパソコンが落ちてしまい、それまで編集したものが水の泡になってしまったという話はよく聞きます。

 そんな感じです。

 消えてしまった儚さと、やり場のない怒りと、時間が無駄になった悲しさで胸がいっぱいです。しかし嘆いていても仕方がありません。せめてこうして話のネタして、消えてしまった言葉達には成仏してもらいます。前向きに考えて気持ちを切り替えましょう。

 

yokocamera.hateblo.jp

 

 昨年末、僕と一緒にロケ行きたい人を募集しました。そして先日それが実現しました。参加者にはロケの楽しさを知ってもらうのが一番の目的です。僕のそばでロケの雰囲気を見学して楽しんでもらえればいいと考えていました。

 

 移動時間も含めるとその日は朝から晩まで一日中ロケでした。僕はカメラを担ぎ、音声マンマイクを振って撮影をしていました。一方で参加者は、ちっちゃなポーチにブロワーとセーム革と予備バッテリーを持ち、たまに三脚を上げ下げするくらいで、僕が撮影している姿をただ横でずっと見ていました。

 やはりこの仕事は体力勝負だとつくづく感じます。一日中集中力を維持するためには心も体もタフじゃないといけません。その日も一生懸命頑張りました。

 その後、撮影は問題なく無事終了。制作チームとも別れて機材の撤収が終われば、その日の業務は全て完了です。参加者は慣れない環境のせいもあってかなり疲れた様子でした。

 その日は報酬を渡して帰って頂き、後日ロケの感想をメールで尋ねました。するとこんな返事が返って来ました。

『貴重な体験をさせていただきありがとうございました。楽しいロケ(重労働)でした。

ロケ感想ですが、自分のことを棚にあげて言わせて頂きますと、何も出来ずただ突っ立っているのはある意味辛いので、もう少し雑用やら何やら押し付けて頂けたら張り合いがあって良かったかなぁと思います。ちょっとだけ疲れましたが、大変勉強になりました。参加して良かったです』

 

f:id:yokocamera:20210128224208j:image

 

 見ているだけのロケが楽しいわけがありません。人から必要とされることが楽しいんです。一生懸命がんばって結果を出すことが楽しいんです。僕は参加者にこれといった仕事を与えることができませんでした。僕は参加者にロケの楽しさを体験してもらうつもりが、辛さを体験させてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。

 

 今回この試みは失敗に終わりました。しかしそのおかげと言ってはなんですが大きな発見もありました。その発見はまた次回にします。

 「まとめて書けよ!」って思うかもしれませんが、まだそこまで文章を書くのが上手くないんです。ホントすいません。ネタを引っ張っているつもりはないのでそこはご理解頂けると幸いです。

 

 

ご精読ありがとうございました。

 

 

【仕事がしたい日、公開中】

 ロケに行きたくてうずうずしています。なのでロケに行きたい日をLINEのステータスメッセージ、ストーリーやタイムライン上で公開しています。

 この取り組みのおかげで今月の30、31日が仕事で埋まりました。やってて良かった公文式です。

 大好評につき2月も引き続き仕事がしたい日を公開しようと思います。このシステムを真似したい人はどうぞご自由に真似してください。ぶっちゃけ超オススメです。仕事ならなんでもしますので、たくさんのお誘いを心よりお待ちしております