横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

ディレクターがカメラマンにして欲しいコト<29日目>

お待たせしたかどうかはわかりませんが、みなさんお待たせ致しました。

先日からのアンケートを集計させて頂きました。

 

『ディレクターがカメラマンにしてほしいコト』

 

まず初めに忙しい中、僕のアンケートにお付き合い頂き本当にありがとうございました。

感想としては、性別・年齢によってカメラマンに求める部分が若干違うのが面白かったです。

一番多かった意見の前にいくつかご紹介したいと思います。

 

「箸上げの応援してほしい」

 

箸上げってわからない人もいるので説明します。

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これです。

テレビでよく見るあれです。

このお箸を上げるのは制作ディレクターの仕事なんですよ。

箸上げができたら一人前のディレクターと言っても過言ではありません!(知らんけど)

これって思っている以上に難しいんです。

持ち上げにくかったり、手が震えたり、うまく掴めなかったり・・・

撮影する方も難しいのですが、箸上げする方もかなりの集中力が必要となります。

美味しそうに美しくあげる為に我々はワンチームで頑張らなくてはいけません。

だからカメラマンのみなさん、いい箸上げの時はディレクターを絶賛しましょう〜!

 

「撮影・撤収を早くしてほしい」

 

ディレクターは現場に到着したら、段取り・打ち合わせ・撮影の指示、とすることが多いんです。

ディレクター自身、撮影時間が少ない事は百も承知です。

時間が無いからこそカメラマンに助けてほしいんです。

いちいち指示しなくても外観くらい撮っといて下さい。

次の段取り考えて一足早く撤収しといて下さい。

ディレクターに感謝されるカメラマンになりましょう。

 

「育ててほしい」

 

カメラマンは毎日ロケに行っています。

ロケの回数で言うと必然的にカメラマンの方が豊富です。

ベテランカメラマンと新米ディレクターだとロケ経験値は雲泥の差です。

経験の浅いディレクターをカメラマンの素晴らしい技術とアイデアでフォローして、一緒に成長していけたらいいですよね!

 

ではここからが意見の多かった「カメラマンにしてほしいこと」です。

 

「画にこだわってほしい」

 カメラマンですから撮影するのが仕事なんです。ディレクターが思い描いているモノよりカッコいい画作りしてほしいんです。

誰も見たことのない新しいことをしてほしいんです。

その為なら撮影時間作りますから、カメラマンは思う存分画作りして下さい!

 

「空気読んでほしい」

ちゃんと取材内容・目的を理解して、制作の立場に寄り添う事ができるカメラマン。

その時の状況に合わせて臨機応変に行動、いざという時に柔軟に対応できる。

そしてこれらに関係して多かった意見が、

「コミュニケーションとってほしい」

仕事の話も大切ですが他愛もない話もできて仲良く楽しい現場作り、

演者や取材相手との間にうまく入って場の空気を作れるムードメーカー。

人としてのバランス感覚がいいカメラマンと一緒に番組作りしたい。

 

 

まとめますね。

ディレクターの想像を超える画作り・アイデアがあり、

時にはチームの先頭に立ち、その場を盛り上げられるリーダー性が今の時代求められているカメラマン像なのかもしれません。

 

もちろん今回は一部の意見をまとめただけでこれが全てではありません。

あくまで参考程度に考えてもらえると幸いです。

以上のことを踏まえて、これからもディレクターと相談しながらいい番組作りを目指していける関係性を一緒に築きたいものですね。

 

 

 もう一つブログ書いています。

「ガッキーのブログ反省会」
 https://yokocamera.hatenablog.com/
良かったらそちらも合わせて読んでくれると嬉しいです。
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ご精読ありがとうございました。