最近クラウドファンディングをよく目にします。
僕自身「キャンプファイヤー」に取材したこともありますし、先日は初めてクラウドファンディングで絵本を購入しました。
応援することは気持ちがいいし、喜んでもらえるとこちらも嬉しくなります。
「僕もクラウドファンディングで何かの支援を募ろうかな?」なんて思いつきで考えたりもしますが、「したいコト」が今は見つからないので、黙ってブログを書きます。
テレビカメラマンがクラウドファンディングをしたらどうなるのか考えてみました。
まず「やりたいコト」を決めます。
じゃあここではとりあえず、
『自作バラエティー番組の撮影をしてyoutubeで公開したい』
にします。
制作日数は打ち合わせ、ロケハンで2日。
ロケ1日。
編集期間は2日。
合計5日間とします。
次に予算、経費を考えます。
技術者にとってお金の問題が一番苦労するところです。
企画はすでに出来ています。
撮影、編集も自分でします。
ここまでは0円ですが、どうしても番組を面白くしたいからお笑い芸人さんに出演をお願いしたい!
出演料・移動費・飲食費・協力者の人件費(自分以外に別で3名)。
以上にかかる経費ざっと、
¥200,000-とします。
目標金額¥200000に決定しました。
では支援してもらう為にどうすればいいのでしょうか?
クラウドファンディングには「リターン」という仕組みがあります。
応援者はお金を支援するかわりに、それに伴う報酬が手に入ります。
この「リターン」の設定が難しいです。
カメラマンが売ることができる商品は『映像』です。
以前のブログにも書きましたが、テレビカメラマンの仕事の仕組みはBtoBです。
テレビカメラマンのお客様をマーケティングしてみた<23日目> - 横垣哲也のミソ知る
カメラマンと支援者はBtoCになるので、仕事の仕組みをそのまま当てはめてしまうと成立しにくい関係性になるんです。
唯一リターンとして提供できる『映像』自体が本来の目的になっているので渡せる商品がないのです。
行き詰まりました・・・
この話は「例えば」で簡単に考えて書きましたが、そもそもが自己満足の考え方なんでなんですよ。
果たして支援者はそのyoutube動画を本当に観たいのか?支援してもらう為にはどうしなければならないのかを考えなければいけません。
ノリや勢いだけではうまくいかないもんですね。
みなさんも何か始めようとした時、壁にぶつかるコトがあると思います。
僕の好きなチャップリンもこう言っています。
人生は恐れなければ、
とても素晴らしいものなんだよ。
人生に必要なもの。
それは勇気と想像力、
そして少しのお金だ。
やりたいコトをするのは難しいですね。
もう一つブログ書いています。
「ガッキーのブログ反省会」
https://yokocamera.hatenablog.com/
良かったらそちらも合わせて読んでくれると嬉しいです。
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ご精読ありがとうございました。