僕にテレビカメラマンの仕事をする資格はない<56日目>
一昔前は「手に職をつけていると仕事に困らない」と言われていた時代もありました。
しかしインターネットやAI技術の進歩で仕事のあり方も大きく変わりました。
僕には人に自慢できる資格・免許が三つあります。
一つ目は『普通自動車免許』
「運転免許は絶対に持っておけ!」と、うちの母親がキレ気味でよく言ってました。
おそらく自分が免許を持っていなくて人生で困ることが多かったのでしょう。
言われるがままに免許を取得。(費用は自腹です・・・)
確かに、運転免許は必要でした。
その後、僕はテレビの制作会社に就職。
ENG「ロケ」が主体の会社だったんで、運転免許がないと就職できませんでした。
(ペーパードライバーだったんでかなり会社に迷惑かけましたけど)
二つ目は『スキューバーダイビング』
PADIオープンウォーターの資格です。
海の撮影が多かったんです。
その時よくご一緒させてもらった水中カメラマンの方がカッコよかった。
テンション上がってその方にダイビングショップを紹介してもらい、会社の後輩と一緒に取得しました。
ちなみにこちらもペーパーダイバーです。
トータル10回も潜っていません・・・
ちなみに最後に潜ったのは6年前。
撮影で急に潜ってと言われても、無事帰還できるかわかりませんのでご理解の程お願いします。
三つ目は『美容師免許』
厚生労働省が認めた国家資格です。
美容師養成施設卒業者が美容師国家試験を受験することができます。
なので僕は高校卒業してから美容専門学校に2年通っていました。
そして無事、美容師免許を取得。
案の定、ペーパーヘアーデザイナーです。
手に職をつけても、それを活かす環境や仕事をしなければ、ただの時間とお金の無駄になるんです。
僕みたいにならないように気をつけましょう。
テレビカメラマンの仕事に資格・免許は一切必要ありません。
テレビが好きでやる気があれば誰でもプロのテレビカメラマンになれます。
たくさんの人と出会い、世界中いろんな場所に行けて、様々な経験ができる。
しかもお金をいただきながら、手に職がつけられる。
夢のような仕事なんです。
時間とお金が無くなりますが、技術と経験は無くなりません。
大変な時代ですが自分に何ができるか考えたいと思います。
ご精読ありがとうございました。