横垣哲也のミソ知る

時代に乗り遅れたテレビカメラマンがブログを始めました。

宇宙空間でチャーハンはパラパラするから食べられない<79日目>

期待していたのに裏切られると悲しくなります。

NASAのYouTubeLIVE配信を観ながら今か今かと待っていました。画面にはロケットの発射台と船内にいる二人の宇宙飛行士が映し出されています。ずっと英語で何か喋っていますが僕にわかる訳がありません。別の作業をしながらなんとなく見守っていたんですが、気がつけば発射時間は過ぎていてLIVE配信も終了。アレ?っと思い調べてみると悪天候のため延期になりました。

 

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アメリカの民間企業が開発した宇宙船『クルードラゴン』が日本時間の31日午前4時22分に打ち上げ予定になっています。今この記事は31日午前0時に書いています。あと数時間でロケットが打ちあがろうとしています。あと数時間で結果が出ているんだと想像するとなんだかわくわくします。5時間後の僕は結果を知っているわけで、5時間後は必ず訪れるわけで、だからと言ってどうすることもできない感じが緊張感があって好きです。

テレビの生中継の緊張感もこの感じによく似ています。リハーサルとか結構やって、いろんなこと想定して準備するのですが、最終的には色々考えてもわからないから頑張ってやってみようという『あきらめ半分の覚悟』みたいな感じになります。不安と緊張、期待と希望がこの『どうすることもできない感』と合わさった時に、今この瞬間を生きている実感みたいなのを感じます。なのでたった数分の生中継でも無事に終わると、かなりの安心感と疲労感を味わって仕事をしています。

 

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今から少し仮眠してから起きるか?眠いのを我慢して頑張って起きているか?こんなこと考えるとわくわくして眠れませんね。ちゃんと無事に打ち上げられることを祈ります。

 

【ちょっと大きいヒトリゴト

僕の知らないところでいろんな人が『夢』を見て頑張っているんでしょうね。

 

 

ご精読ありがとうございます。