今日の仕事は昼からなので会社の近くのスーパーマーケットでお昼ご飯を買うことにしました。
量は少なめです。
満腹になってしまうと眠たくなって撮影に集中できなくなってしまう、、というのも嘘ではないのですが、昨日の晩御飯を食べ過ぎたから今日は控えめにしておこうというのが本当の理由だ。
もうすぐ40歳なので体の事とか気になる年頃なんです。
食事もできるだけ軽めで体に良いものを取り入れようと心がけています。
店に入ると生鮮品はもちろんのこと、パンやお惣菜のコーナーがあってなかなか充実しています。
何にしようか悩んでウロウロしているとある商品がぼくの目に飛び込んできました。
冨美家の『ぶっかけとろろそば』である。
ぼくは思わずこれに、手をのばしました。
何を隠そう僕は20歳の頃、この冨美家でアルバイトをしていたのだ。
パートのおばちゃん達に囲まれながら、レーンから次々に流れてくる商品に日付シールをカチャカチャ貼って、ダンボールにせっせと詰めていました。
大晦日は社員もパートもバイトも総出です。
年越し蕎麦の注文で工場のラインはフル稼働していました。
その帰りに晦日そばを頂いて帰ると、母親が喜んでいたのを思い出します。
当時は朝6時に起きてバイトに行き、家に帰るのが夕方16時。
少し休憩して18時からTSUTAYAのバイトも掛け持ちしていました。
休みの日はTSUTAYAバイトの特権で借りたレンタルビデオを観て過ごす毎日です。
そう考えると、今とやっている内容は全然違いますが、1日の時間の使い方はそう変わっていません。
あの時も目標に向かってひたすら頑張っていました。
こうしてスーパーマーケットで蕎麦と出会えたのも、20歳の僕が時空を超えて応援してくれたに違いありません。
冨美家の蕎麦は今も変わらない味でした。
ご精読ありがとうございました。